<< March 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< Eブロック感想。 | main | 後書き。 >>

Bブロック感想。

覆面作家企画8 Bブロック 感想もどきです。

語彙力も読解力もなく、いろいろ誤読もしてそうで
残念な感じですが、どの作品も大変楽しく拝読いたしました。
妙な表現等あるかもしれないですが、ご容赦ください。


ネタバレもあるので未読の方はご注意ください。
B01 ―― ス・ガ・ル・テ

なんというか、怖いし、やるせない。
この手の呪いが、たぶん、普通に世に溢れているだろうと
思われるところが、余計に。
抜け出せたようで、まったく抜け出せていなくて
その場に沈殿していて、杉本さんでなくても
目に見えてしまいそうだ。


B02 フーガには二つ星を連ねて

ひらがなの使い方が独特で、児童文学を読んでいるような
懐かしい気持ち。
情景がうつくしく、マアグの少女の言葉は神秘的で
惹きこまれました。
僕に手を取らせなかったけれど、一目会いに来ないでは
いられなかった私が、やさしくさが切ない。


B03 ジャクリーンの腕

クリフの、人の心に寄り添うことが苦手な特性が
活かされて良かったと思っていたら、そうか、アンドロイドだったのか。
で、その上ジャクリーンの両腕ともが機械だったとか!
と、おどろきが続いて、読んでいて楽しかったです。
「ええ、私は最初から私よ。ずっと、ね」
のセリフがとてもかっこよくて、素敵。


B04 マリー・アントワネットの手を取って

小さな女の子が、逃避行の中おとなになって、
手袋のおとぎ話のように、なんにでもなれる矜持を持てたと、
なりたいように生きていくと強く言い切る彼女の強さが
好きだなぁ。
願わくはもう少し大人になった彼女が嘘つき男と再会できてると
良いなぁ。


B05 赤い手 白い手

あーあ、やっちゃった。とか思ってたら、白い手という
まさかの続きが。面白かった。
鞠子さん、策士だわ。
でもまぁ、「ぼく」も不幸にはなってないよね。
はめられたことに気づいていないんだし、自分の思いを通したんだし。
純一郎さんは、どういうつもりで「ぼく」に見合いのことを
告げたのかなぁ。やっぱり鞠子さんの考えを知って加担したんだろうか。
単純に「ぼく」ののほほんさ加減に呆れてたのか。


B06 手児奈物語

なんだか、かわいい話だった。ほっこりしました。
詩歌と絵画が交互に、春風や鳥にのって送られてきたりと
雅な雰囲気があって、しっかり堪能しつつ
宮と無位君の二人の行為がすがすがしく、遠く離れても
文が続いていくのがすごく良いなぁ。


B07 イハンスにやらせろ

イハンスとヨーイのコンビが良いなぁ。
ヨーイは面倒見てやってるんだろうけれど。
「イハンスにやらせろ」ってタイトルが
言葉だけ見ると強制だけれど、最後まで読むと
イハンスにとってはそれが幸いで、それがすごく良い。
そしてさいご、全く役に立たないウラカエで、笑えました。


B08 花咲と白い犬

まさかの全裸男(笑)
ずっと子犬のままのわんこって素敵とか思ってたのに。
ところで木刀持ってて、男が寄ってこないのはわかりますが
女の子のお友達はつくれていたのだろうか、心配。
なかなかね、近寄りがたいと思うのですよ。
おとぎ話の主人公(?)たちが、現代で、どんなふうに
あやかし退治しているか気になります。


B09 手の行く方へ

これが自作でした。
読んでいただき、ありがとうございました。
感想も推理も、すごく楽しく拝見しました。
後程お礼参りにうかがいます。


B10 ローマでも長安でも洛陽でもない、ある都の休日

中国の歴史もの! と思ったら平成? 大阪?
……タイムスリップでしたか。
再度見えた親友と、でもその手をとらず市井に埋没する
覚悟とか、でもそうするしかできないという部分も
あって己に言い聞かせてるのかなぁ。
最期の一文が好きです。


B11 手探りカデンツァ

「頬を唇越しに挟んで引っ張って」って表現に?
えぇとどういうことだ? って自分の顔で試しました。
いや、ちょっと普通やらないでしょ、同僚にこんなこと。
くらもちゃん、何をしてるんだとかそんな冷静な感想じゃだめだよ。
おかしいよ! 
ある意味、良い組み合わせなのか(笑)
今後の二人の仲がどうなっていくか楽しみです。





moes * 覆面作家 * 21:14 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ